ぱちんこ776

元業界人からみた遊技機とか業界の感想を書いていきます

アニメ業界は次に何処と組むのだろう

日本はアニメ大国と知ったかぶりのエセ知識人は偉そうに宣うが、
実情はヤバイ状態が続いており、崩壊寸前だ。

深夜アニメを見てみましょう。
どうですか、なんか遊技機メーカーの訳がわからない企業イメージ広告が流れますよね。
本当は、○○がぱちんこで登場!!。
CR○○
みたいなことをやりたいのだが、禁止されているので、
普通の人が見たらまったくわからないECOを訴えたり、
遊び心がありますよ的な広告代理店に踊らされたものや、
新曲のCMと見せかけたパチンカスにしかわからない台で流れる曲が増えましたよ的なやつとかになっているはずです。

要はアニメ制作するには遊技機メーカーから資金を貰わないと制作できる状態ではないということです。
少し前までは萌え系のアニメであれば視聴率がとれなくてもDVD売上で何とかか補填していました。
アニメ制作会社は制作委員会に入るお金もないためただ作るだけ。
その為みずほ銀行が5年間のロイヤリティ権を担保にお金を出資していたくらいでした。
そうやって制作委員会に入れれば
場合によってはロイヤリティ収入が得られることもあったはずです。
しかし、今の若者はアニメは消費物になっており、購入するまでの対象にならなくなりました。
結果DVDの売上は激減。

アニメはそれ単体では収益を生むモデルでは無くなっています。
それを助けたのが遊技機でした。
版権を買い漁り、無くなったので、今度は青田買いをして制作委員会入りをはじめました。
その結果が今の状態。
やっと台になりはじめたので、
マジェスティックなんちゃらとか、
ガールズなんちゃらとか、
がホールに設置されています。

でも、そろそろ遊技機メーカーもお金がなくなってきました。
この収益モデルも限界です。
スマホアプリのアニメ化でそちらに移行しつつありますが、あちらもそう永くはないでしょう。

次の資金源はどこなんでしょうね。
国のアニメを売り込む政策とかちゃんちゃらおかしいですね。
それこそどこぞの広告代理店に踊らされただけです。
きちんと必要な人にお金が渡るようにしないとアニメ業界も潰れちゃうよ。
遊技機業界ではもう支えられないと思うから…。