工場見学風に説明:ぱちんこホール③
では、今回で最後になりますが、ぱちんこホールさんの見学です。
前回迄に回収業の説明と回収機についてご説明いただきました。
今日は回収機で得た玉をどうするのかを伺います。
あの玉はどうするんですか?
店長(^_^):景品と交換するんです。
物々交換ですか?
店長(^_^):そ、そうなりますね。
沢山の玉を持っている人がいますが、全部変える人がいるんですか?
店長(^_^):全部変える人もいますし、特殊な景品に変える場合もあります。
貯金のように貯玉もできますよ。
気になるワードが出てきたので順番に聞いていきます。
特殊な景品とは何ですか?
店長(^_^):古物商、いわゆる質屋さんで交換してくれやすいものです。
東京だと金ですが、地方では、ボールペンとか、万年筆の先とか、色々とあります。
そんなものどうするんですか?
店長(^_^):質屋に売るみたいですよ。そうすればお金になるって言ってました。
私たちはよく知らないですけどね…。
よく知らないって、そんなことありますか?
だって仕入れているじゃないですか?
店長(^_^):お客の要望に応えて、よく交換してくれるものを並べるということは普通の事ですよね。
交換したものをお客さんがどうするかは自由ですし…。
あ!
これがあの三店方式ってやつですか!!
あー、なるほどね。
お互い知らないけどお客さんがものに交換して、その交換したものをさらに質屋が買い取ると。
店長(^_^):…へー、そう言われてるんですか。
まあ、法律的には問題ないでしょうね。
特殊な景品は分かりました。
貯玉ってなんですか?
店長(^_^):貯金とおなじですよ。お店がお客さんの玉を預かるんです。次に来たときにその玉を使えますよ。
へー、無理に景品に変えなくても良いと。
ちなみに上限とかあるんですか?
店長(^_^):どうだったかな?
例えばですよ、
お金を使って玉を借りたとします。
回収機で遊ばずに貯玉するんです。
仮に何千万円分の貯玉を持っていたとして申告する必要があるんですか?
店長(^_^):…。
どうなんでしょう。
そんなお客さん見たことないし。
遊技ですからね。貸した玉を変えるのも貯めるのもお客さんの自由なので。
そこは自己責任になるかと。
なんかヤバそうなのでこの辺にします。
まあ、景品の交換率も等価なら先ほどのようなことをやって意味がありますが、等価交換禁止となった今ではやってもしょうがないですね。
店長(^_^):なんか、色々知ってますよね。
いえいえ、単に疑問に思っただけです。
でも何故あんなにお金を使うのかよく分かりました。
お金に交換できる手段があるんですね。
ちなみにですが、あの駐車場の隅の方にあるプレハブはなんですか?
店長(^_^):あー、あれね。なんか古物商が店舗出したいって言うから土地を貸してるんだよ。
みんなあそこに向かってますね。
店長(^_^):ん、そうかな?まあ、近いから便利なんじゃないの?
うちとは関係ないから…。
これが第三者的な扱いですね。
なるほどなるほど。
店長(^_^):なんかトゲがありますね。
いえいえ、皆様に真実を伝えることをモットーにしていますので。
それではこの辺で終わりにしたいと思います。
回収業についてよく分かりました。