ぱちんこ776

元業界人からみた遊技機とか業界の感想を書いていきます

分かりやすさと騙されやすさ

最近の商品、ちょっとつまらないよね。
効果や現象だけを伝えてくる。
露骨になったのは第三のビールからだ。

発泡酒がでたころは、
後ろめたさか、
騙そうとしていたのか、
それとも消費者のプライドを守るためなのか、
イヤらしくビールに寄せていた。
材料をアピールし、ラベルも落ち着いたデザインにした。大抵「麦」「ホップ」を名前に含めた。
でも偽物は偽物。消費者も分かっているのに…。

そして次に出てきた第三のビール
これは効果を全面に出してきた。
ぐいのみ、のどごし等
こっちの方が売れるらしい。
この流れはどんどん波及しており、
ほろよい、ノンアル気分、
と飲み物はあたりまえだが、
薬でいえば小林製薬だ。
小林製薬のネーミングもこの考え方だ。

分かりやすさは売上に大きく影響している。
情報が氾濫しているので商品で無理に伝えるより、つかみさえ出来ればあとは調べるかどうかはユーザーへのお任せ状態とした。
確かに気になる人は調べるし、調べて見れば簡単に情報は手にはいる。

欠点は騙されやすくなることですね。
調べない人の方が圧倒的に多いので。

で、問題の遊技機だが、どうでしょう。
分かりやすい数字だけが先行しますね。
もう、条件付きのものばかり。

騙されないように気を付けましょう。