目的地を探す事に似ている 2
あれは家族で旅行に行った時だった。
知らない土地だったが事前に調べておいたので大体の距離は分かっている。
多分あとちょっとだろう。
所々で看板が出てくる。
○○まであと○○km
次の信号を右折
その度に期待する
しかし、まだ着かない。
こんなときは同じ立場の人を探す。
他府県ナンバーの車を見つけて安心するがコンビニに入ってしまったりしてガックリする。
この道で合ってたかな?
今日はやめとこうかとか思うが、
結構向かってしまっていて、時間もガソリンも使っている。
もうつくまで行ってみようと決める。
ときどきナビが、
次を右
次を左
と指示してくる
その度にここかなと期待するがまだだった。
突然地元民らしき人が歩いているのを発見した。
赤い服を着ていたので目立っていた。
その人に道を聞いたら、
近道を教えてくれた。
朝一ならこっちの方が早いらしい。
これで半分位縮まった。
近くにきたのか、案内が頻繁になる。
100m先を右
200m先を左
看板もどんどん出てくる。
もうすぐ、
もうすぐ、
ナビは近くにきたので案内をやめた。
○○遊園地
やっと着いたー。
でもここからなんだよね。
知らない土地の遊園地だから、
上手くタイミング考えないと混んでたり、
意外と面白くなくて子供が飽きちゃったりしてすぐに終わるかも知れないから…。
ARTタイプってこんなイメージ。